2013年11月23日土曜日

Software Design


電子書籍で言えば、そこは餅は餅屋、週刊アスキーが週刊No.1だとか。
週刊アスキーがコンピュータ専門誌かと言われれば、昔はともかくコモディティ・レベルでメイン寄りのサブカル誌にしか見えないんだけど、ね。


そこで、Software Design誌ですわ。IT屋って出版された時点で陳腐化してると言うドッグ・イヤー業界なので、雑誌の立ち位置って結構微妙だ。

他の業界なら、数年前にこんなのが流行ってたなあ、なんて循環もあるわけでバックナンバーにもそれなりの価値がある。

で、この雑誌。2001年から12年間のバックナンバーをまとめて出版しやがったわけです。これが結構面白い。さらに何の保護もかけていない。
で、おまけの筈の雑誌部分でLinuxを中心としたOSS(Open softwareね)を特集してて読み物としても見識が高い。読み返してみると12年前の技術文書がそんなに色あせてないのね。確かに、離合集散はしても技術自体はそう大きく変わっていないのかもしれない。
次男の自由研究で8ビット・マイコンを触ったのだが、懐かしさは有ったが違和感は無かった。そう言う事なんだな。
OOP(オブジェクト指向)とかデータ指向とか目先の事に過ぎず、量子コンピュータまではパラダイムが変わらないのだろう。

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電子書籍について書いておくか。
前にも書いたけど、電子書籍、どうせ電子入稿したものを印刷して配送して余ったら捨てるんだから、早いとこ電子流通させれば良いと思う。
余計な取り次ぎの経費も無くなるし、紙代だって...
で、例のバックナンバー100円なんだけど、どうも電子書籍も取次が有って、そこが今回のセールも仕切っていたようだ。複数の電子書店が同時にセールやってたから間違いない。さすがに買い比べる事はしないが、電子書籍自体の機能も同等のようだ。
結局巨大資本のコントロール下に置かれるのだな。
だが、AppleのNewsStandなら定期購読が半値の1冊450円とかメリットは有る。何よりRetinaでの拡大機能は「老眼にはありがたい」

これが何よりの訴求力なのが悔しいが、世の中に逆らって3rd-iPadの増強を図っているオレなのだった。iPhoneやTouch5じゃ字が読めないのだよ。

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