2013年11月23日土曜日

ハッカ-・ジャパン

ハッカージャパン(HJ)休刊なんだね。
隔月で11月号出たと思ったら休刊なんだそうだ。
出版業界も大変だね。

そもそも、ブヒ的な連載コミックとか、一周遅れのツール特集とか中途半端感があったのだが、日本では数少ないセキュリティ専門誌として、そこそこ重宝していたのだよ。
PCジャパンとかもっと古くはDr.ドブズ・ジャーナルとか、テクノロジー系の専門誌ってきついんだなあ。一般人には「タダでダウンロードしまくり」とか「TVをただで見る方法」みたいな文句を並べたてるwindows10000000%(笑)とか全然ラジオじゃないラジオ・ライフで良いんだもんね。

逆に業界人向けにはSoftwareDesignとかLinux系の専門誌も有るし、HJの立ち位置は厳しかったんだろう。CTFみたいなハッカーイベントも市民権を得はじめ、セキュリティの専門家のインタビューなんかは面白かったんだけどな。無くなったから困るかって言うと、そもそもKaliのディストリだってネットに転がっているわけで、そんなに困らないのかも知れない。
ただね、HJがグレーゾーンのベンチマークってところも有ったので、これからは(当局に)十分気を付けてフォレンジックの練習をしたりしないとね。
あ、ソーシャル・エンジニアリングについて扱う紙媒体が無くなったのか。

電子出版で復活してくる予感はするんだが、取りあえず関係者の方お疲れ様でした。

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